無職

【失業手当】会社都合退職にしてもメリットがない人がいる

以前勤めていた会社を辞めました。わたしです。

その際、残業時間が3か月連続45時間以上だったので会社都合にしようとしましたが…。
ハローワークの情報を確認して、自己都合退職のままにすることにしました。

会社都合退職にすると受給期間が増えたり、有利になるとWEB上では出てくると思いますが
その恩恵をほぼ受けない条件もあるということを書いていこうと思います。

30歳未満、勤続5年以下だと受給期間は変化しない

結論を言ってしまうと、会社都合にしても自己都合退職の受給期間と一緒になる条件があります。

会社都合と自己都合の違い・条件を確認したところ以下のような違いがあるんですね。

自己都合 勤続10年未満 勤続10年~20年未満 勤続20年以上
65歳未満 90日 120日 150日
会社都合 勤続1年未満 勤続1年~5年未満 勤続5年~10年未満 勤続10年~20年未満 勤続20年以上
30歳未満 90日 90日 120日 180日
30~35歳未満 120日 180日 210日 240日
35~45歳未満 150日 180日 240日 270日
45~60歳未満 180日 210日 270日 330日
60~65歳未満 150日 180日 210日 240日

私が辞めたときは20後半、勤続4年半でした。

これを見ると分かるかと思いますが、30歳未満で5年以内に辞めた場合
会社都合にしても受給期間は変化しないことになります。

つまり会社都合退職にしたときに有利になる点は
失業給付がもらえるタイミングは速くなる(2か月の給付制限がない)
のみになります。

期間を早めると再就職手当に影響が出る

受給期間が変わらなくても、失業給付が早くもらえるだけでも申請しようかとこの時点では思っていました。

ただ、失業給付を早めた場合、再就職手当をもらえるタイミングにも影響があります。

再就職手当もらえる条件は、支給残日数が1/3以上残っていることです。

つまり、受給開始日が早いほど残日数は減るわけです。

私は無職期間を長くても3か月以内にするつもりだったので
受給期間を早めると再就職手当の条件から外れるかもしれない。

あまり会社都合にするメリット自体がなかったんですね。

1回の失業手当金が退職の仕方で変化するわけではない

無職になったこと自体が初めてだったので知らなかったのですが
失業手当は、会社都合退職でも自己都合退職でも、退職前の収入を参照します。

退職の仕方によって変化するのは、受給期間のみであり
その受給期間が延びることで、失業手当でもらえる金額が増えていくことになります。

会社都合にするのも手間がかかる

会社都合退職にするのも、手間とコストがかかります。
それ以上に、退職した会社とやり取りする可能性がある精神面的な面倒くささが強いです。

会社都合にしていく場合は、以下の手順を踏むことになります。

①ハローワークに申請書と証拠品を提出
②会社への調査が開始
③会社が申請者とのやり取り等を行い、落としどころを決定
④認められた場合、自己都合退職→会社都合退職に変更される。

会社都合退職のためには、ハローワークの方へ申請書と証拠になるような物品を出す必要があります。

これはWEBで調べれば情報が出てくるので、何かしら集めている方が大半かと思います。

しかし、書類を出すだけで終わりではありません。
会社に対して調査が入り、本当に申請書で書いた内容があったか事実確認が行われます。

会社としては会社都合退職にする場合は補助金など、お金の面で制限がかかってしまうため
認めようとしないことが多いらしいです。

そこで、申請者と落としどころをつけるために連絡をしたり、事実の確認などをされることが多いらしいです。

つまり、会社都合退職にする場合は以下の要素を乗り越える必要があるわけです。

・退職した会社から電話がかかってくる可能性
・もめることになる可能性
・会社都合退職になることで、転職に影響が出る可能性
・調査には時間がかかる
・個人情報や退職時のやりとりを根回しされて転職に影響が出る可能性
(そんなことする会社はヤバいところだと思いますが…)

この手間や時間と、転職活動などの影響を天秤にかけて、会社都合にするべきかを考えることになると思います。

私が調べた限り、ここまでのコストと時間をかけて会社都合退職にするメリットはないと感じました。

まとめ

個人的な意見ですが
以下の条件の人がいれば会社都合退職にするメリットはないと思います。

・30歳未満で勤続5年以内の退職
・転職活動を行う予定がある

その理由としては、以下4点になります。

①受給期間が変わらないので、最終的にもらえるお金は一緒。
②会社都合退職にする労力が大変な割に、見返りは受給が早くなることだけ。
③転職活動に影響が出る可能性がある。
④再就職手当をもらえる可能性が低くなる。

しかし、30歳以上もしくは5年以上勤めて退職した場合は、受給期間が延びます。
その人は会社都合退職にできる見込みがあれば、労力をかけるほどの見返りがあると思います。

本当に「30歳未満で勤続5年以内」という人だけ、会社都合退職のメリットがないという感じですね。

勉強になりました。